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2009.12.11
プロ野球 阪神タイガース 赤星憲広選手引退について

%E3%81%82%E3%81%8B%E3%81%BB%E3%81%971d7056c4ee954a%5B1%5D.jpg一昨日の話なのですが、スポーツ紙一面にデカデカと「赤星引退!!」の文字が躍っており、最初自分が「夢かな?」と思ったくらいに衝撃的なニュースでした。阪神ファンなら同じような感覚に陥った人は多かったのではないでしょうか。
私のようにファミコン世代で、1980年頃からゲームで暗黒時代の阪神タイガースを操作していた方はわかる話と思われますが、1985年に優勝したシーズンに発売した真弓、バース、掛布、岡田がいたチームは優越感に浸りながら操作できたのですが、それ以降特に1990年代から2000年にかけてのチームの凋落とともにゲームの中のタイガースも悲惨なチーム状況となりました。時には気持ちをごまかして大洋ホエールズや、ヤクルトを使っていたこともありました。そんな中2000年に突入し、赤星選手が新庄選手に代わるような形でさっそうとデビュー。1年目から阪神球団からは私が死ぬまで出てこないと思われた盗塁王を獲得し、攻撃面で相手投手に対してのプレッシャーをかけるという意味も含めて多大な貢献をしてくれました。そんな赤星選手の台頭により、ゲームの中のタイガースも実に魅力的なチームになり、もう以前のように少しだけ好きで、2番手、3番手やけど世間的には評判いいし、使い勝手がいいからこのチームにしとこ!!的な感覚は捨てて、本当に大好きなタイガースを使えるようになり、(なんか恋愛論をゲームで表現してる気持ち悪い奴みたいですみません。)37歳にして相変わらずゲームに熱中しております。そんな中での引退で、僕はタイガースの一番打者をこれから誰にしたらよいのでしょうか。勝手に足のめちゃくちゃ速い新外国人を作ってレッドっていう名前にしようと考えてます。(アホ)

実にしょうもない赤星論ですが、様々な形でいろんな人たちの気持ちに貢献してくれていたのです。
真面目な部分ですが、毎年ご自身の盗塁数に応じて車椅子を寄付したり、ファンの野次も、行き過ぎたものには批判も受け入れる覚悟で注意を促したり、人間的にも素晴らしい方でした。

そんな中、私のようなゲームの中の赤星論でなく、きちんとした赤星選手への引退メッセージを捧げられた飯星景子さんの文章が凄く胸に響き、涙を誘いましたので、掲載させていただきます。
以下がその文章です。


赤星選手引退の突然の報を受けて、正直言葉が見当たりません。テレビで引退会見を見ていて、淡々と話す彼を見ながらただただ絶句するばかりです。

 今年9月、ダイビングした後、動けずにおんぶされて甲子園のグラウンドを去る彼の姿を見ながら、野球の神様に「もう一度赤星選手をグラウンドに返してください」と心の中で祈ったことを思い出します。なのに、まさかこんな結末を迎えることになるなんて。

 中心性脊髄損傷。慌ててネットで調べてみたけど、文章が頭に入ってきません。とにかく、とんでもない症状だということ以外。

 思えば2000年オフ、ドラフト4位で入団した時の会見で「新庄さんの穴は僕が埋めます」と言ってのけたあなた。ルーキーイヤーから39盗塁を決め盗塁王と新人王に。1276安打、381盗塁、通算打率・295、ゴールデングラブ賞6度、ベストナイン2度という成績は、穴を埋めるどころか、埋めてなお、余りある大活躍でした。

 私たちタイガースファンが新庄さんを温かく見守れたのも、その穴を充分に埋めてくれた赤星選手がいたから。あなたの存在は私たちファンと、そしてタイガースファンのやっかみから新庄さんをも救ったんです。

 「ファンの皆さんにプレーを見せられないのが寂しい」。そう語る彼の表情を見ていて、堪えていた私の涙が一気にあふれてきました。涙はもう止まりません。私たちだって、あなたのプレーが見られなくなるなんて、信じられないくらい寂しい、もっともっと見ていられると思っていたのに。そんな楽観的だった自分が今はただ腹立たしい気持ちで一杯です。

 「今のタイガースは実は赤星選手のチーム」。あなたが塁に出て、そしてすかさず盗塁を決める。あなたがベースに立つたびに「帰って来い、帰って来い赤星」と呪文のように、いつも心でそう呟いていました。あとは金本さんか今岡さんに任せておけば、あっという間にホームベースを駆け抜けて帰って来てくれる。あのしびれるような爽快感を今まで誰が与えてくれたでしょうか。二度の優勝も、間違いなくあなたのおかげです。

 「ファンの皆さんには感謝しきれない」。赤星選手は最後にこう言いました。とんでもない、感謝をするのは私たちのほうです。負けん気の塊のような姿勢と素晴らしいプレーと優勝を、ありがとうございました。

 「球界一のリードオフマン、背番号53、赤星憲広」のことは、プロ野球ファンみんなが、この先もずっと語り継ぐことでしょう。

 9年間、お疲れ様でした。そして心からの感謝をもう一度、あなたに捧げます。本当にありがとうございました。


いや、もう一度見直しましたがまた涙が・・・。とにかく9年間という期間が20年位に感じられた素晴らしすぎる選手であることは間違いありません。指導者としてまたタイガースのユニフォームを着られることを期待しております。

2009年12月11日 17:35
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